みなさん、こんにちは。猛暑厳しい折、いかがお過ごしでしょうか。
先月下旬、2022年4月に実施された師範推挙試験の成績表が送られてきました。作品は前の投稿と重複しますがこの記事の最下部に掲載致します。
ボーダーライン上でたくさんの不合格者がいらした旨の講評が同封されておりました。また、「僅かな差がなんなのかをよくよく研究するように」と、ありました。講評はテキストの編集長、松村博峰先生です。
しかし、私の場合、僅かな差どころか合格最低点に7点も足りませんでした。
不合格は先にテキスト誌上発表で承知しておりました。個々の課題の点数が具体的にわかるのは成績表です。
この3年受験した中で最低の得点であり呆然と致しました。
行書と手紙文がまさかの68点、愕然としました。未熟なことは重々承知でおりましたがまさかここまで酷い点数とは情けないことこの上ありません。
テキストであれこれ学習してきた事について、どこからどう間違っていたのだろう、そんな気持ちになりました。
実を申しますと、試験最中よりお筆を持つも腕が震え体が強ばるようになっておりました。
点数を知って尚のことそれらが酷くなってしまいました。自分に対する不信感、自信のなさの表れかと思います。今は月例の課題もまともに書けません。
改めて作品を見直しますと、確かに出来栄えは稚拙です。毎月のテキスト掲載の優秀作品に比べますと、足元にも及びません。
努力は必ずしも報われるものではないと常々思っております。ですから、報われるような努力の仕方を見つけなければなりません。
テキスト学習、古典作品の解釈に間違いや思い違いがないか検証しなければなりません。
来年、受験出来るかどうかは不透明極まりありません。ただ、休息と振り返りにもう少しの日数をかけ再始動のエネルギーを蓄えたいと思います。
7月から8月10日までは特別昇段試験(準師範対象各部門)、12月10日締切で青潮書道会全国展もあります。
私と同じく不合格であったみなさん、また頑張りましょう。来年、初めて受験される方には、ここに投稿しました駄作と点数が何かのお役に立てば幸いです。
2022年 臨書課題
2022年 師範推挙試験問題
篠村鳳春