「合格」タグのついた投稿

みなさん、こんにちは。

暑さが本格的となり、同時に台風発生も多くなりました。

みなさんのお住まいの地域で被災された方がいらっしゃらないと良いのですが。

さて、過日7月31日は、在宅受験による日本習字教育財団の高段位試験課題提出期限でした。

郵便局の夜間受付間際まで頑張られた方、早々に提出された方。様々であったかと思います。

受験を通して、古典・古筆の魅力に目覚めたり、中国・日本の書道史に興味を持たれたり、個々に大きい収穫があったことと存じます。

興味の対象は千差万別ですから、どういうことに興味が湧いたり、何にお気づきになったのか、機会があればお伺いしたいところです。

とは申しましても受験された方にとりましては、試験結果がもっとも大きな興味の対象でしょう。

過去の投稿記事に「合格限度見本」として受験当時の作品を掲載しております。具体的な成績表のない試験ですので、写真の作品程度に書けていれば、まず合格です。(*^_^*)

過去投稿記事と重複しますが、この記事の最後に臨書と六朝体の二枚(八段)を添付しておきました。
今見ると、恥ずかしい出来ではありますが;^_^A

ご自分の作品と良く比較されて「合格」の安堵感をお持ち頂ければと思います。

たくさんの課題に取り組まれ、本当にお疲れ様でした。しばし、ゆるりとお過ごしください m(_ _)m

20140803-000308-188369.jpg

20140803-000307-187760.jpg

篠村 美果

みなさん、こんにちは。
とうとう年末最後の日を迎えますね。
どんないちねんだったのでしょうか。

さて、12月中旬に早くも「書き初め」だったわけですが、審査結果が届きました。

今回は【箪袿抄支部】からは4作品と少ない出品でした。

では、結果です。

【漢字部】
観峰賞 1
金 賞 1 二段合格
銀 賞 1 初段合格

【仮名部】
金 賞 1 二段合格

◇漢字部作品講評
漢字部の生徒は段位の差があり、同じ画仙紙でも行書の別課題です。

金賞作品は画仙紙をめいいっぱい使い文字も伸びやかですが、配置がばらついた印象です。
一方、銀賞作品は天地左右の余白を生かしすっきりとまとまっています。しかし、行書というにはまだ固い文字です。

二作品の金銀の差は何だったのでしょうか。作品を見比べると、先述のとおり、章法についてはあまり重点をおいて審査されなかったようです。
どちらかと言えば、字形・線質・用筆の三項目重視の評価だと思われます。

だんだんと上達するにつけ評価の重点項目が変わるのは当然です。
裏を返せば、二段くらいまではまずは先の三項目について、各書体の基礎を会得することが大切と言えるのではないでしょうか。

話題は方向が変わりますが、他の支部から【箪袿抄支部】へ条幅課題の錬成に成人会員がお越しでした。私自身がマンツーマンで指導させて頂きました。その方から観峰賞だったとの嬉しい報告もありました。

競書大会は日頃の研鑽の節目とか区切りの意味合いもあると考えています。毎月の努力の集大成を発揮するチャンスとし、次回たなばた大会までコツコツと練習をしましょう(*^^*)

観峰賞
20111231-000824.jpg

金 賞
20111231-000845.jpg